
昨今、Web3(3.0)というキーワードを耳にすることが多くなりました。
私自身も普段の業務でWeb3のプロジェクトに携わっており、Web 3への期待は現場で肌で感じております。

このWeb3の魅力について私なりに考えてみます。
Web3の技術の基盤はブロックチェーンであり、このブロックチェーン技術を利用した革新的な未来に期待が持たれています。
NTTドコモがWeb3に6000億円規模の投資を行うと発表からも注目を窺い知ることができます(記事はこちら)。
巷で耳にする暗号通貨(仮想通貨)、NFT、DeFi(Decentralized Finance)、DAO(Decentralized Autonomous Organization)、メタバース、スマートコントラクトなどの言葉もすべてWeb3の派生といっても良いかもしれません。
私はWeb 3の魅力は、非中央集権化の思想にあると思っています。
これまでは中央集権的な組織つくりが中心でした。
GAFAMと呼ばれる巨大企業はこうして中央集権化を実現し、利益を独占してこれたと言っても過言ではないかもしれません。
ネットショップ、ハードウェア、ソフトウェア、クラウドなど1つの企業で様々なサービスを受けられ、そこに特典があるため、ユーザーはそこに必然的に集まります。そして巨大企業が生まれ、経済や政治など様々なところで影響力を持ち、強靭な影響力を持ち莫大な利益を得ます。
Web3(3.0)が目指す世界は、分散化です。
ブロックチェーンの技術で暗号化され、みんなが繋がることができれば、安全でなおかつ中央に支配されない世の中をつくることができるかもしれません。
GAFAMや巨大企業の統治に飽き飽きした企業や個人にとって、反旗を翻せる機会になるかもしれません。
われわれはインターネットで調べ物をするときには、Googleにお世話になってます。
これはGoogleという巨大企業が豊富な資金を利用し、高性能なサーバーやデータセンターをつくり、毎日監視し安全に使わせてくれているから私たちは使うことができます。
しかし、もしGoogleがなくなってしまったときのことを考えてみましょう。
私たちはインターネット上で検索し情報を探すことできなくなってしまるかもしれません。
Web3(3.0)の世界が実現できれば、仮にGoogleがなくなっても、インターネット上で検索できなくなるといったことはなくなるかもしれません。
Web 3の思想は、そこまで先に進んでいます。
まだまだビジネスとして一般的に普及し消費者におりてくるには時間がかかると思います。
暗号通貨などに触れたことがある方も少数と聞きます。
これまでの過去に歴史を振り返ればわかる通り、技術やテクノロジーは安全で便利でなものに必ずシフトしていきます。
わたしもweb3の思想に惚れた1人です。
Web3 の力で、GAFAMと呼ばれる巨大企業に私たちが反旗を翻せる時代が訪れるかもしれません。