【体験談】2回目の体外受精・顕微授精を経験して

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3回の人工授精、1回の体外受精・顕微授精成果が出ずに2回目の体外受精・顕微授精に進みました。

体外受精(IVF)と顕微授精(ICSI)の特徴

体外受精(IVF)の特徴

  • 受精が自然に起こらない場合に使用される一般的な不妊治療法とされています。
  • 受精は培養皿の中で行われ、複数の受精卵が得られることがある。
  • 男性の精子の運動能力や形態に問題がない場合、通常はIVFが選択されることが多い。
  • 胚培養の段階で健康な胚が形成され、最も有望な胚が選ばれて子宮に移植される。

顕微授精(ICSI)の特徴

  • 精子の数や運動能力、形態の問題がある場合に使用さることが多い。
  • 顕微鏡下で一つの卵母細胞に対して精子を注入する手法。
  • 精子を直接卵細胞に注入するため、受精の確率を高めることができます。
  • 精子の数が少ない、運動能力が低い、または形態異常がある場合に効果的とされています。

どちらの方法が最適かは、カップルの特定の状況や医師の判断により決定されることが多いですが、我が家は2回目も両方の治療方法を取り入れています。
一般的には、男性の精子の運動能力や形態に問題がない場合、IVFが最初に試されることがあり、精子の問題がある場合にはICSIがより適切な選択となることがあると言われています。

2回目の体外受精(IVF)と顕微授精(ICSI)

1回の体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)を終えて、クリニックに結果を聞きに行ったときに今回は残念でしたとバッサリ説明を受けて、私の妻もかなりショックを受けてました。

はっきりとばっさりと「残念でした」と言われたと涙目でした。

結果を伝える際は言い方を考えて欲しいと心底思った出来事でした。

前回の採卵がトラウマになり、なかなか2回目の体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)に踏み切れずにいましたが、その年の3月に2回目を行うことを決断しました。

私の妻のには、ほんとに頭が上がりません。

妻の意思の強さと、行動力には感銘を受けました。結婚して以来、はじめて彼女の芯の強さみたいなものを感じました。

逆に、ただ寄り添っている私の不甲斐なさを感じる出来事でもありました。

2人で話し合い、今回の体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)を最後にし、ダメだった場合は諦めて養子縁組を進める方法に動くことにしました。

体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)を進める決断をしてから、毎日夜9時頃の自己注射と薬の生活が始まりました。

1回でも忘れた場合、次のステップに進めないと説明を受けていたため、毎日忘れずに薬の投与と自己注射を行いました。

前回の反省を踏まえ注射の量も増えたようでした。

妻の注射や食事の用意があったため、私は出かけることは極力避け妻の側にいることにしました。

あいにく仕事は自宅可の業務だったため、助けられた気がします。

採卵日の当日、私も仕事の休みとり一緖にクリニックに向かいました。

採卵のトラウマで顔色が悪かったですが、最悪のことを考え近くのホテルを予約し、冷えたおしぼりや飲み物を簡易型のクーラーに入れて向かいました。

また、前回は部分麻酔であったため、今回は全身麻酔で採卵を行ってもらうことしました。

採卵を終えた妻に会ったときには、心からお疲れ様と伝え抱擁し合いました。

採卵の結果、回収卵数40個(うち変性0個)との結果が出ました。

次回、2回目の体外受精・顕微授精の結果について記載したいと思っています🙏