
我が家では3回の人工授精を行なっております。
クリニックの先生には、妻が30代後半と妊活を始めるには高齢であったため、人工授精を2回してダメだったら、次のステップ(体外受精・顕微受精)に進んだ方が良いと説明を受けています。
目次
人工授精とは
人工授精(Artificial Insemination, AI)は、不妊治療の一つであり、男性の精子を女性の子宮内に直接挿入する方法です。人工授精は、自然に受精が困難なカップルや特定の不妊の原因がある場合に使用されることがあります。
人工授精のプロセス
採精
男性はクリニックの採精室で精液を採取します。クリニックに行けない場合は、自宅で採取し妻にクリニックにもって行ってもらいます(凍結している場合は除く)。精液を収集するために他の方法(電気刺激や特殊な手法)が使用される場合もあります。
精子の処理
収集された精液は、不要な物質や精子の活性を向上させるために、特殊な処理が行われることがあります。処理の一環として、高品質な精子を選別・濃縮するための遠心分離や凍結保存が行われることもあります。
子宮内への挿入
処理された精子は、特殊なカテーテル(細長いチューブ)を使用して女性の子宮内に挿入されます。これにより、精子が子宮内で受精卵と出会う機会が増えます。
人工授精は、排卵誘発剤の使用と併用することもあります。排卵誘発剤は、女性の排卵を調整し、受精のタイミングを最適化するために使用されます。
人工授精は比較的低侵襲な方法であり、他の不妊治療法に比べて費用が比較的安価な場合もあります。ただし、成功率は他の高度な不妊治療法に比べて低い場合があります。医師との相談のもと、個々の状況に応じた最適な治療方法を選択することが重要です。
不妊治療の費用については以下をご参照ください。
我が家の人工授精

月に1回、3ヶ月をかけて人口受精を行なっております。
その間に妻は毎週クリニックに通い検査を受け薬の処方と排卵日のチェックを行なっていました。
私は人口受精の当日に病院へ行き体液の採取と検査を受け、問題なければ人工授精へ進んでいました。
2回の人工授精を提案され3回行なった理由として、年の暮れで単に忙しく新しいステップに進む余裕がなかったことと、人工授精はタイミングも重要のため、もう一度タイミングがうまく行けばチャンスはあると考えたからです。
しかし実際は、3回の人工授精で子供を授かることができずに、体外受精へ進むこととなりました。
費用としては、クリニックによるかもしれませんが保険が適用になったため、1回8,000円ほどで済みました。
その他、サプリメントや薬、検査費用でざっと15万円~20万円くらいです。
我が家は人工授精の選択に後悔はありませんが、可能性の低い治療を何度も続けるよりは、体外受精など次のステップに早く進んだ方が、費用や精神的な面で良い気もしています。
あとは、保険適用の範囲でどこまで頑張るのか、クリニックとコンセンサスを取りどこまで治療を委ねられるかになると思います。
何が良いとは言えませんが、夫婦でよく相談し選択されることをオススメします。