
ここでは仕事でクライアントや同僚など多大多数の人とコミュニケーションを取る時の秘訣についてお話しします。
働くうえでコミュニケーションスキルはとても大切ですが、自分の考えをうまく伝えたり、相手を論破するためのテクニックではなく、相手に喜ばれるためにコミュニケーションのテクニックについてのお話しです。
コミュニケーション力は日頃の鍛錬だけでは、うまくいかないことも多々あります。
それは相手に人によって心地よく感じるコミュニケーションの型みたいなのであり、それは人それぞれに違うからです。
いくら自分が理論的だろうと伝わらない相手には伝わりません。
目次
コミュニケーション手法を相手に合わせる
そこでコミュニケーションは、相手を知り相手の性格に合わせたコミュニケーションをとることで、コミュニケーションは円滑を進めることができます。
そのためには、相手を知り、相手を分析し、相手が喜ぶ会話を自分から発信することが重要です。
相手を知る方法
相手の性格を知るためにはどうしたらよいでしょうか。様々なところにヒントがあります。
例えば、用語、話し方、声のトーン、表情、進行の仕方、指摘事項、答え方、趣味、特技、交友関係、考え方、仕草など様々な面から相手を知ることができます。
私が初対面の方とお話しするときは必ず自分から自己紹介し、相手にも自己紹介をしてもらうようにします。そうすることで、相手を知った上でコミュニケーションを進めることも可能です。
さまざまなヒントを得て、まずは自分なりに分析をします。
相手の性格パターンを分析する
人の性格には主に「感情型」「エンターテイナー型」「指導型」「思考型」の主に4つのタイプがあると言われております。
この理論は、ソーシャルスタイン理論といわれるもので心理学の応用です。
タイプ | 特徴 |
感情型 | ・感情で伝えてくる ・共感を大切にする ・人に流されやすい ・気持ちが先行する |
エンターテイナー型 | ・ノリが大切 ・会話が好き ・話がコロコロ変わる ・発言したい |
指導型 | ・自己主張が強い ・せっかち ・結論を知りたい ・主導権を取りたい |
思考型 | ・独自の考えをもっている ・話を聞くのが得意 ・落ち着いている ・慎重 |
まずは己を知るのが重要です。自分自身がどれに当てはまるのか、自己分析してみましょう。
ちなみに私は思考型です。自分の性格と、相手の性格をあてはめてみましょう。
相手の性格パターンに合わせた手法
相手が喜ぶコミニケーションを自ら発信しましょう。
相手の性格を知り、相手が嬉しいコミュニケーションのタイプをあらかじめ知っていれば、コミニュケーションは怖くありません。
ぜひ以下の表を参考にしてみてください。
タイプ | 手法 |
感情型 | ・多めに同調してあげる ・機敏に反応してあげる ・話し相手(相談)になってあげる ・短時間での結論も求めない |
エンターテイナー型 | ・相手との会話を楽しんであげる ・難しい話をしない ・共感しながら要約する ・話がコロコロ変わるので迅速に済ませる |
指導型 | ・結論を先に話す ・自分の強い自己主張は避ける ・長い話はしない ・選択権は委ねる |
思考型 | ・手順や背景をなるべく説明する ・理論的を心がける ・整理する時間を与える ・沈黙(間)を受け入れる |
どうコミュニケーションをとればいいのか、わかって対応するのと、わからずに対応するのでは、雲泥の差です。
コミュニケーションを取るうえでの何かのヒントになれば幸いです!
まずは自己分析に自分を知ることが大切です”