
我が家は2021年9月より不妊治療を行なっています。
プライベートの公表は避けたいと思っていたのですが、妻の頑張りの記録と、これから産まれてくる子供と、不妊治療に対する理解を深めていただくために記録としてこの記事を作成しています。
目次
不妊(ふにん)とは

※本記事は、わたしが不妊治療中にドクターや書籍などから学んだ知識や、入手した情報を元に記載しています。
不妊とは、妊娠が希望しているにもかかわらず、一定期間(通常は1年以上)性行為を行っても自然妊娠が成立しない状態とされています。夫婦が妊娠を望んでいるにもかかわらず、妊娠が達成されない場合には不妊症と診断されることがあります。我が家のように子供が欲しいのに子供を授かることができない期間が一定以上続く場合は、不妊と判断されています。
男性不妊の原因
男性の不妊の原因はさまざまな要因によって引き起こされることがあります。以下に一般的な原因をいくつか記載します。
精子の問題
精子の数や運動能力、形態などが正常でない場合、妊娠を妨げる可能性があります。これは精子の形成過程に関連する遺伝的な要因や、生活習慣や環境要因(例: 高温環境や薬物の使用)による影響などが関与することがあります。
生殖器の問題
生殖器の先天的な異常や後天的な損傷が不妊の原因となることがあります。例えば、精子の通り道に障害物があったり、精子を正しく放出できない状態(射精障害)などが挙げられます。
ホルモンの問題
ホルモンバランスの乱れが男性の不妊の原因となることがあります。例えば、精子を生成するために必要なホルモン(例: テストステロン)の不足や過剰が生殖能力に影響を及ぼすことがあります。
性行為の問題
勃起障害や早漏などの性行為に関連する問題が、妊娠の可能性を低下させることがあります。
慢性的な疾患や環境要因
慢性的な疾患や健康上の問題(例: 糖尿病、高血圧)や、放射線や化学物質といった環境要因が、男性の生殖能力に悪影響を及ぼすことがあります。
女性不妊の原因
女性の不妊の原因も男性と同様に様々な要因が考えられます。以下に一般的な原因をいくつか挙げます。
卵子の問題
卵巣から十分な数の健康な卵子が排出されない場合や、卵子の品質が低下している場合、妊娠の可能性が低くなります。排卵に関する異常も不妊の原因となることがあります。
子宮や子宮内膜の問題
子宮の形状の異常や子宮内膜の異常が妊娠を妨げることがあります。子宮筋腫や子宮内膜症といった疾患が不妊の原因となることがあります。
ホルモンの問題
ホルモンバランスの乱れが不妊の原因となることがあります。排卵に関わるホルモン(例: 卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)の分泌が不十分または過剰な場合、妊娠が困難になることがあります。
ファルロピアン管の問題
ファルロピアン管が閉塞していたり、損傷している場合、受精卵が子宮に到達することができず、不妊の原因となることがあります。
慢性的な疾患や環境要因
慢性的な疾患や健康上の問題(例: 多嚢胞性卵巣症候群、糖尿病)や、放射線や化学物質といった環境要因が、女性の生殖能力に悪影響を及ぼすことがあります。
不妊の原因は女性だけにある訳ではありません。
詳しい診断は専門の医師に相談し、具体的な原因を特定、最適な治療法や対策を提案してもらいましょう。
不妊治療をはじめた理由

不妊治療をはじめたのは、2022年9月です。
結婚して2年経過しても自然妊娠できずに不妊治療に進みました。
不妊治療をはじめた理由は、「どうしても子供が欲しい」からです。
妻とわたしも長男長女であり両家ではじめての子供なので、どうしても両親に子供を抱かせたい、その思いがありました。
実際に不妊治療をはじめるにあたり、ネットで検索しどんな治療方法があるのか、またどんなクリニックがあるのか、治療の方針や費用などを調べました。
また、仕事と不妊治療の両立のたいへんさを経験者のブログなどを通じて知りました。
事前にいろいろ調べて決めたクリニックは「リプロダクションクリニック東京」です。
「リプロダクションクリニック東京」に決めた理由は、過去にメディアで取り上げられていたときに私がメモをとっておりそれがスマホに残っていた(何に掲載されていたかは忘れましたすいません)、それに運命を感じたことが理由です。初めて検査に向かうまでは、それ以外の病院の方針などは分からない状態で予約を取り、妻と私で検査を受けに行きました。
受付も先生もみなさんとても良い感じの病院で安心し、帰りに妻とここで不妊治療を進めようと話しながら帰宅したことを昨日のように覚えています。
検査の結果、不妊の理由が妻と私のの両方に原因があるようでした。
妻は多嚢胞性卵巣症候群と疲労や体調的な側面、私は体液の一部の数値に原因があるようでした。

私はサプリを飲み、妻は薬の処方へと通院の生活が始まりました。
血を見ては倒れてしまうほど妻は採血が嫌いでしたが、子供が欲しいの一心で毎週病院に通いました。
ほぼ毎日、通院時に採血を採っており、これだけでも大変なのに毎日大量の薬や体調管理を頑張ってくれています。
やはり、不妊治療は男性より女性が大変で、精神的な疲労や金銭的にも蝕まれてしまいます。
妻は仕事を続けたいと言っているので、会社に説明し社員ではなくアルバイト雇用として、不妊治療と両立できるように我が家は生活を変えました。
妻が心配なく不妊治療を行えるように、私は金銭的な心配をしなくていいように仕事を頑張ることと、家では妻を労い、毎日褒めてあげることに専念し家族で支え合っています。
夫婦で手を取りがんばっていきまっしょ!!!
子供を授かることができるまで、この記録は続けようと思います。
不妊治療は、女性がすごく大変です。
男性のみなさまは、その大変さをしっかり理解し労い褒めてあげることが大切だと思います。