
昨今、YouTubeををはじめとするコンテンツの出現により、映像制作の仕事のニーズが増えています。
これから映像業界に就職したい人や、映像の仕事をしているけど、どのようにスキルを証明するのかわからない人も多いと思います。
そこでオススメしたいのが、「映像音響処理技術者資格認定」の資格の取得です。
私も数年前に取得していますが、その後の業務に役に立っているので意義と勉強方法について解説します。
目次
映像音響処理技術者資格認定とは?
映像音響処理技術者資格認定とは、日本映像・音響システム工学会が実施する技術者の資格認定制度のことです。
この資格認定は、映像や音響のプロフェッショナルとして、放送局や映画会社、音響会社などでの仕事を目指す方を対象としています。試験は、映像や音響の基礎知識から、現場で必要とされる実践的なスキルまで、幅広い内容をカバーしています。
合格することで、映像音響処理技術者としての知識や技能が認められ、業界での就職やキャリアアップに役立つことが期待されています。また、映像音響の分野において、高い技術水準を維持するための一定の基準としても位置づけられています。

上記は私が合格したときの認定証です(有料)!
映像音響処理技術者資格認定は役に立つのか?
結論から言うと、役に立ちます。
何に役に立つかというと、就職の際のスキル証明のエビデンスになるのはもちろんですが、映像・音響関連の規格や最低限に知っていなかればいけない基礎的な知識が身につくからです。
私の場合は先にある程度、映像のことを自分なりに勉強してから受験しましたが、理解しているつもりがしっかり理解できてなかったことや、誤解していたことなど映像音響処理技術者資格認定の勉強をすることで、知識を正すことができました。
また独学や映像を学習し、撮影や編集までこなすYouTuberなどなら必要ないかもしれませんが、映像業界には決められた規格やルール、また専門用語があります。
このあたりの知識をもって映像業界に身を置くことで、他の人と差別化をはかることも可能です。
私もYouTuberなどから映像の編集から相談を受けることもありますが、規格を間違っていたり用語の意思疎通ができなかったりで苦労したことがあります。
せっかくの映像のクオリティを下げてしまったり信用を失うことにもなりかねません。
そんな難しい試験ではないのでオススメします。
映像音響処理技術者資格認定の勉強方法
私の場合は試験の2ヶ月前くらいから勉強をはじめて合格することができましたが、映像業界にはじめて身を置く型でも、3ヶ月くらいあれば合格は可能だと感じています。
ただし勉強方法に注意が必要です。
真面目な方は、技術マニュアルや用語集まで購入して最初から読むからはじめるのですが、これでは効率が悪いです。
技術マニュアルや用語集は必要ありません。
「映像音響処理技術者資格認定試験問題集」のみを購入し過去問をひたすらやることです。
私の時は試験の問題も上記の過去問から出題されていました。
過去問を何度も何度も実施し、過去問で出題されている用語や意味がわからない場合は用語集やインターネットで調べられれば十分かと思います。
試験の受験方法
日本ポストプロダクション協会のHPを参照のうえご紹介させていただきます。
ただ、受験にあたっての詳細は必ず日本ポストプロダクション協会のHPをみてご応募ください。
試験日 | 毎年、6月の初旬頃の)午前10時15分~午前11時30分(75分) |
受験料 | 5,500円(税込み) |
実施団体 | 日本ポストプロダクション協会 |
出題範囲 | https://www.jppanet.or.jp/certification-exam/point |
書籍 | https://www.jppanet.or.jp/books |
私でも合格できました!
受験される方は頑張ってくださいね💪