
とあるインフルエンサーがTwitterで「会社は株主のもの」発言とされていて、一般的な常識ではありますが疑問に思えてふと立ち止まった…
経済学や法的な所有権を語るとまぎれもなく株主のものなのだろう。
「株主の利益の最大化」と習ったが、それが会社にとって一番に大切なことなのだろうか。
私も株式投資でいくつかの株を所有しているので、株主を優位に考えてくれることは正直に嬉しい。
ただ、私が将来を見込み資金を出し権限をもらっとはいえ、そこに働いている社員の方や顧客(クライアント)を無視して、私のものだとはもちろん言い切れるものではなない。(私だけではないが、、、)
「会社は株主のもの」ではないとしたら、誰のものなのか?
社員か?顧客か?株主か?社長か?役員か?
もし、そこの企業で私が働いていれば会社は社員のものと言ってほしいし、顧客であれば顧客のものと言ってほしい。
株主であればもちろん株主のものと言ってほしい。それぞれの立場の利害も関係してくるだろう。
だったら主観を抜きにして、株主のものとい言った方が合理的な気もする…
なんだが答えを導き出すことはできそうもない。
現代では労働は不可欠であり、「会社は株主のもの」と一括りにできるものではないのは確かだ。
みなさんはここに違和感を感じないですか?